2016年05月の記事 - 月に語れば
HOME プロフィール

高橋郁子

Author:高橋郁子
もろもろ脚本・朗読劇の演出も
(シナリオ作家協会所属)
Twitter :@ikuko_t

最新記事 最新コメント 最新トラックバック
月別アーカイブ カテゴリ

月に語れば

或る脚本書きによる、気まぐれブログ。
2016年05月の記事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

兎にも角にも出会いたい

言葉の楽譜による朗読劇の構成は、能楽の謡に似ている。
緻密な音階による表現方法は、浄瑠璃に似ている。
抑制された表現の中から、物語を体感してもらう。
10年の試行錯誤の末に完成した朗読劇ならではの手法は、自然と古典芸能に近づいていた。
実は、言葉の楽譜のスタイルが完成してから、聴き手の皆さんに教えられたことがある。
「実際に見ていたのは語り手のはずなのに、私は確かに物語の情景を見たし、人物の動きが見えた」
「もう何年も経っているのに、詳細に物語の情景を思い出せる」
これらの感想は脚本執筆時には想定していなかったことである。
声の力、言葉の力だけで物語を伝えるために、細かい計算と工夫をして作ってはいる。
しかし、そこまで強烈な印象を残していたとは知らなかった。
それは一体どういうことなのか。
私は、ある結論に至った。
聴き手が想像しやすいよう、万全の準備をするのはこちら側であることは間違いないが、
実は、実際に物語の情景を作っているのは聴き手、その人なのである。
自分が作った映像だから、鮮明であるし、忘れないのだ。
想像力は、作り手だけのものではない。
私は「想像する面白さ」を、もっともっと広めたい。
そのためにも、言葉の楽譜を奏でてみたいと思ってくれる多くの語り手と出会いたい。
以上、長い前置き終わり。
ということで……
朗読劇ユニットidenshi195、この夏、ワークショップオーディションやります!
聴き手の想像力を信じて作る朗読劇。
来年の特別公演に向けて、語り手を募ります。
どのあたりが「特別」なのかも含め、日程・条件などの詳細は今月下旬に発表予定です!
どうぞご期待ください。
idenshi195公式サイト
スポンサーサイト
THEME:演劇 | GENRE:学問・文化・芸術 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。