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月に語れば

category: 徒然綴る  1/3

兎にも角にも出会いたい

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言葉の楽譜による朗読劇の構成は、能楽の謡に似ている。緻密な音階による表現方法は、浄瑠璃に似ている。抑制された表現の中から、物語を体感してもらう。10年の試行錯誤の末に完成した朗読劇ならではの手法は、自然と古典芸能に近づいていた。実は、言葉の楽譜のスタイルが完成してから、聴き手の皆さんに教えられたことがある。「実際に見ていたのは語り手のはずなのに、私は確かに物語の情景を見たし、人物の動きが見えた」「も...

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4月8日が来るたびに

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すでに4月も末が近づき、こんな記事です。毎年、4月8日が来るたびに、TwitterやFacebookに書き散らしては、「あ、こういうことをブログに書けばいいんだ」と思い、また日が過ぎるという常です。そんなわけで、今さらですがやっと書きます。2006年から2010年にかけて、私は『大樹釈尊』という四部作で、お釈迦様の誕生から悟りまでを描いた朗読劇を作・演出しました。主催は今もお付き合いがある新宿牛込柳町のお寺、経王寺さん。昨...

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初日で楽日@やわらかな鎖

idenshi195 第2回公演『やわらかな鎖』  11月14日(土)本日が、初日で楽日です。14:00/18:00(受付は開演の60分前・開場は開演の30分前)ご予約がこれからの方、カルテットオンラインでは正午まで承ります。→こちら←それ以降でも当日券がでますので、ぜひご来場ください。昨日、ゲネプロ(本番同様の最終リハーサルのこと)を行ないました。女優ふたりの迫力、演出の私が驚くほどの凄みがありました。...

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『朗読能シアター 咸陽宮』ありがとうございました

「朗読能シアター 咸陽宮」無事に幕をおろすことができました。ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。2001年から書き始めた朗読劇。今のスタイルになるまで、紆余曲折ありました。初めの頃、「人の集中力は30分しか持たない。だから朗読(語り)は短編にすべき」と、言われたことがあります。生意気にも「飽きない工夫をすればいいだけなんじゃないの」と思っていました。ひとつの声が続...

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2014年のおわりに

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あっという間の2014年でした。5月の朗読能『殺生石』では、九尾の狐の転生を描き、ついに朗読劇ユニットidenshi195を立ち上げ、12月の満月に合わせて公演を企画しました。小説でも会話劇でもない、語るため・聴いて想像するための脚本が、理解されてきた手応えを感じることができた1年でした。この独特な構造のホンによって作られる朗読劇とはどんなものか。ラジオでお聴きいただける日がやってきました。朗読劇「潮騒の祈り」が...

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